今回ご紹介するのは、『世界観をつくる』です。
この本は、水野学さんと、山口周さん、二人による対談の形式になっています。
タイトルの「世界観」とはどういう意味なのでしょうか。
今日の世界においては、「正解」が供給過剰になって価値を下げている一方で、「問題」が希少化して価値が上がっています。
「正解を出せる人」よりも、「問題提起できる人」のほうがずっと希少で、価値があるということです。
しかし、そもそも、問題とは何でしょうか。
それは、「ありたい姿と現在の姿のギャップ」のことです。
ありたい姿が明確に描けていれば、そこに必然的に問題は生まれてしまいます。
ということは、今、多くの領域で問題が希少化しているのは、
私たちの社会や組織が「新しい世界を構想する力」つまり、世界観を失ってきている、ということなのです。
『世界観をつくる』(amazonリンク)
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『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周著)解説
『ニュータイプの時代』(山口周著)解説
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